自省録
岩波文庫・約 330 ページ
ローマ皇帝が戦地の陣中で、誰に見せるためでもなく、自分を戒めるために書き留めた言葉。
怒るな、今なすべきことをせよ、と自分に言い聞かせる皇帝の弱さと誠実さが、時を越えて届く。
心がざわついて眠れない夜に。
この本について
2 世紀のローマ皇帝マルクス・アウレーリウスは、辺境での戦いの合間に、自分に向けた覚え書きを書き続けた。ストア哲学に学び、他人の悪意に怒らず、移ろうものに執着せず、今なすべきことをなせと繰り返す。権力の頂点にいた人の、迷いと自戒の記録として読める。