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国宝上

朝日文庫・約 410 ページ

任侠の家に生まれた少年が、上方歌舞伎の名門に引き取られ、芸の道を歩きはじめる。

語り部のような朗々とした語りで、華やかな舞台と人生の浮き沈みが一気に流れていく。

長い物語に浸りたい夜に。

この本について

昭和 39 年の長崎。任侠の一門に生まれた喜久雄は、抗争で父を亡くし、やがて大阪の歌舞伎役者・花井半二郎のもとに引き取られる。半二郎の跡取り息子・俊介と競い合い、支え合いながら、二人は女形として芸を磨いていく。血筋と才能、友情と嫉妬が、語り部の朗々とした声で一気に語られる。

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