黒牢城
角川文庫・約 520 ページ
籠城する城の中で次々に起きる怪事件を、城主は牢に閉じこめた敵方の軍師に解かせる。
戦国の緊張感と本格ミステリーの謎解きが、四つの季節をかけて一つに重なっていく。
冬の気配がする夜に。
この本について
織田信長に背き、有岡城に籠城した荒木村重。説得に来た黒田官兵衛を、村重は殺さずに地下の土牢へ閉じこめた。城内で不可解な事件が起きるたび、村重は牢を訪れ、官兵衛の知恵を借りる。籠城が長引き家臣たちの心が揺れるなか、四つの季節をかけて、謎と戦国の緊張が一つに編み上げられていく。