生物と無生物のあいだ
講談社現代新書・約 280 ページ
「生命とは何か」という問いに、分子生物学のいまの到達点から答えようとする新書。
歴史に埋もれた科学者たちの思考をたどる筋立てが、謎解きのように先へ読ませる。
眠れずに自分の体のことを考える夜に。
この本について
生き物と、そうでないものを分けるのは何か。著者は、歴史の陰に沈んだ天才科学者たちの考えをたどりながら、現在の生命観を探っていく。生命を、流れ続ける分子のひとときの淀みとして捉える見方が、やさしい言葉で示される。読み終えると、見慣れた景色や自分の体が少し違って見える。