告解
講談社・約 290 ページ
飲酒運転で老女の命を奪い、その場から逃げた大学生が、罪から目をそらしたまま服役する話。
罰を受けることが償いになるのか、という問いが重く胸に残る。
眠れずに考えごとが続く夜に。
この本について
大学生の翔太は飲酒運転中に何かに乗り上げ、怖さから走り去った。翌日、老女が亡くなったと知るが、未来や家族、恋人を失うことを恐れて罪を直視できず、4 年を超える実刑を受ける。一方、被害者の夫は、ある思いを抱えて彼の出所を待ち続けている。加害者はどう生きればいいのかという問いが、読後も静かに残る。