十戒
講談社・約 290 ページ
浪人中の里英が訪れた孤島で殺人が起き、犯人を探すことを禁じられた 3 日間が始まる。
謎を解くほど命が危うくなる逆さまの構図に、ページをめくる手が緊張でこわばる。
戸締まりを確かめたくなる夜に。
この本について
浪人中の里英は父と共に、伯父が持っていた島を訪れる。リゾート開業のために集まった 9 人のうち一人が殺され、現場には十の戒律を記した紙が残されていた。犯人を知ろうとすれば島の爆弾が作動し、全員が命を落とす。疑いを口にできないまま殺人犯と過ごす 3 日間の息苦しさが、最後まで張りつめている。