空、はてしない青上
講談社・約 410 ページ
若年性アルツハイマーと告げられた 26 歳の青年が、見知らぬ女性と旅に出る話。
何も語らない道連れとの道行きが、爽やかな筆致でゆっくり描かれていく。
遠くへ行きたくなった夜に。
この本について
26 歳のエミルは若年性アルツハイマーと告げられ、残された時間は長くても 2 年。病院と周りの同情から離れるため、掲示板で旅の道連れを募る。待ち合わせに現れたのは、自分のことを何も話さない小柄な女性ジョアンヌで、2 人はキャンピングカーでピレネー山脈へ向かう。命と愛、生きる喜びについての思いが静かに残る。