ぼんくら上
講談社文庫・約 350 ページ
深川の長屋で殺しや失踪が続き、ぼんくらな同心が腰を上げる時代ミステリー。
住人が次々と消えていく不穏さと、長屋に何が起きているのかという謎に引っぱられる。
長い話に浸りたい夜に。
この本について
江戸深川の鉄瓶長屋で、八百屋の息子が殺され、頼られていた差配人が姿を消す。壺の信心にはまった三家族もそろって出ていき、代わりにひどく若い差配人がやって来る。この長屋で何が起きているのか、本所深川方の同心・平四郎が動き出す。長屋の暮らしの中から、謎が少しずつ形を見せていく。