オルロージュ
講談社・約 510 ページ
世界一の金持ちを夢見る女と研究者の僕が、光合成するコンクリートで起業する話。
出資が集まり会社が膨らむほど、初期の仲間が消えていく不穏さに引っぱられる。
なかなか眠れそうにない夜に。
この本について
キャピタリストの卵・桐田奈南に呼び出された倉敷秀斗は、自分の研究をもとに光合成するコンクリートの会社を彼女と立ち上げる。10 年で世界一を掲げ、巧みな経営者や広報の経験者を迎えて資金を集め、事業は動き出す。だが企業価値が膨らむほど、奈南以外の初期社員がなぜか去っていく。熱狂と勝ち負けの間を走り抜けた青春の手触りが残る。