人新世の「資本論」
集英社新書・約 380 ページ
気候危機の時代に、晩年のマルクスから資本主義の先の社会を考える本。
経済成長と環境は両立するのかという問いに、正面から挑む議論の勢いがある。
暮らしの先行きをじっくり考える夜に。
この本について
人間の経済活動が地球を壊す「人新世」に、気候変動を止めるには利潤を追い続ける資本主義を問わねばならない。著者は気候ケインズ主義や加速主義の限界を検討し、晩年のマルクスの思想を読み直す。地球を〈コモン〉として管理する脱成長コミュニズムの道筋を描く。豊かさの意味を考え直させる一冊。