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夜の恩寵

集英社・約 260 ページ

「カリスマ」を軸に、夢をめぐる不思議な出来事を描いた五つの短編集。

予知夢を見る祖母や若いままの継母など、妖しさと美しさが入り混じる夢うつつの気配がいい。

眠りに落ちる少し前の夜に。

この本について

3 年ぶりに帰郷した「俺」を、相変わらず若々しい継母が待っている。予知夢の力をもつ祖母の孫・未千は、21 歳の誕生日の高熱をきっかけに、見たことのない夢を見はじめる。夢と現実の境目がにじむ五つの話が、「カリスマ」というテーマでつながる。読み終えても、どこまでが夢だったのか、ふと考えてしまう。

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