のぼうの城上
小学館文庫・約 220 ページ
秀吉方 2 万の大軍に、湖に浮かぶ城の 500 の兵が向き合う戦国の籠城劇。
「でくのぼう」と呼ばれる城代が、なぜか民の心をつかんでいる不思議が面白い。
気分よく物語に読みふけりたい夜に。
この本について
天下統一を目前にした秀吉は北条家を攻め、その支城である忍城にも石田三成率いる約 2 万の軍勢が迫る。湖に囲まれた難攻不落の浮城を守るのは、わずか 500。城代の成田長親は領民に「のぼう様」と呼ばれても動じず、武将らしさとは無縁なのに人心を握っている。型破りな大将の器の大きさが、読後に残る。