暇と退屈の倫理学
新潮文庫・約 510 ページ
人はなぜ退屈するのか。哲学や経済学の議論をたどりながら、暇と退屈との付き合い方を考える。
難しい問いを、日常の感覚に引き寄せて一歩ずつ考えていく道のりが楽しい。
予定のない休日の前の夜に。
この本について
人はなぜ、暇になると退屈してしまうのか。著者はパスカルのウサギ狩りの話から、ハイデッガーの退屈論、ダニが生きる世界まで、哲学や経済学、生物学の議論をたどっていく。消費社会のなかで退屈とどう向き合えばいいのか。難しい問いを、一緒に歩いて考えるような語り口が心地よい。