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砂の女

新潮文庫

昆虫採集に来た男が、砂丘の村で、砂の穴の底にある一軒家に閉じこめられる。

逃げようとするほど砂に絡めとられる不条理が、ざらついた描写で肌に迫る。

窓の外で風が鳴る夜に。

この本について

休暇をとり、新種の昆虫を探して海辺の砂丘を訪れた教師の男。村人に勧められて泊まったのは、砂の穴の底にある、女がひとりで暮らす家だった。翌朝、縄ばしごは外され、男は毎晩砂をかき出す暮らしに組みこまれてしまう。脱出を試みるほど、自由とは何かという問いが深まっていく。

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