赤ひげ診療譚
新潮文庫・約 410 ページ
出世を夢見ていた若い医者が、貧しい人々のための養生所に配属され、厳しい老医師のもとで働きはじめる。
一話ごとに患者たちの人生が語られ、若者が少しずつ医者として変わっていく。
誰かの役に立ちたい夜に。
この本について
長崎で蘭方医学を修め、幕府の医官として出世する道を思い描いていた保本登は、意に反して小石川養生所の見習い医に回される。そこを仕切るのは、ぶっきらぼうで頑固な「赤ひげ」こと新出去定。貧しく病んだ人々の人生に触れるうちに、反発していた登は少しずつ変わっていく。