燃えよ剣上
新潮文庫・約 580 ページ
百姓の子だった喧嘩好きの男が、寄せ集めの新選組を最強の集団に作りかえていく話。
剣だけを信じて曲がらない生き方が、頑なすぎてかえって美しい。
腹の底に熱が欲しい夜に。
この本について
幕末、武州石田村の百姓の子で喧嘩好きの土方歳三は、組織を作る天性の才を持っていた。浪人や百姓上がりの寄せ集めにすぎなかった新選組を、副長として当時最強の集団へ鍛えあげていく。その歩みは本人の思惑を越え、日本の歴史に波紋を広げていく。剣に生きた男の、頑なな生き方の手ざわりが残る。