八月の銀の雪
新潮文庫・約 350 ページ
就活に悩む学生や、子育てに迷う母親が、地球や生き物の科学に出会い直す 5 編。
科学の話が、うつむいていた人の視線をそっと遠くへ向けてくれる。
星や海を思い浮かべる夜に。
この本について
就職活動に疲れた大学生は、コンビニで働く外国人の女性が、地球の中心について研究する留学生だと知る。子育てに行き詰まった母親は、博物館でクジラの話に耳を傾ける。人生につまずいた人たちが、地球の奥深くや海や風の科学に触れ、少しずつ顔を上げていく 5 編。読み終えると、足もとの地球が少し身近になる。