数学する身体
新潮文庫・約 230 ページ
数学の歴史を見直し、チューリングと岡潔に身体と心の居場所を探る本。
数式の向こうに人の手触りが見えてきて、数学の景色が変わっていく。
静かに考えを深めたい夜に。
この本について
数学はもっと人間のためのものになれないか。若い著者はそう問い、身体の力を広げる道具として始まった数学が、記号と計算によって抽象へ向かってきた歴史を新しい目でたどり直す。その先で行き着くのは、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人だ。数学と身体と心のつながりを、自分でも考えてみたくなる。