朗読者
新潮文庫・約 260 ページ
15 歳の少年は、21 歳年上の女性と恋に落ち、会うたびに本を朗読するようになる。
説明しすぎない短い章が、愛と罪とその後の長い時間を、淡々と積み上げていく。
声に出して本を読みたい夜に。
この本について
15 歳のミヒャエルは、具合が悪くなった帰り道に助けてくれた、21 歳年上のハンナと恋に落ちる。彼女は会うたびに、本を朗読してほしいとせがむ。だがある日、ハンナは何も告げずに姿を消す。戦後のドイツを背景に、一人の女性の過去と向き合い続ける男の長い歳月が、抑えた筆致でつづられる。