# 罪と罰 上

- 著者：フョードル・ドストエフスキー
- 訳：工藤精一郎
- 出版社：新潮社・新潮文庫
- 刊行：1987-06
- ISBN：9784102010211
- 棚：今日の名作（日替わりの候補）

## POP

貧しい元大学生が、ある理屈を胸に強欲な金貸しの老婆を殺す。その後に始まる長い心の嵐。  
熱にうかされたような主人公の思考と、街の重苦しい空気に、ぐいぐい引きずりこまれる。  
長編に挑みたい夜に。  

## この本について

夏のペテルブルク。貧しさから大学をやめた青年ラスコーリニコフは、選ばれた人間は社会のために一線を越えてもよい、という考えにとりつかれ、金貸しの老婆を殺す。罪の意識と熱病に苦しむ彼の前に、家族のために身を売る娘ソーニャと、鋭い予審判事ポルフィーリーが現れる。人の心の嵐を描き切る大長編。

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