ハツカネズミと人間
新潮文庫・約 160 ページ
小さな農場を持つことを夢見て、二人の渡り労働者がカリフォルニアの農場を転々とする。
短い物語の中に、友情と夢とその危うさが、舞台劇のように凝縮されている。
友だちのことを思う夜に。
この本について
大恐慌の時代のカリフォルニア。小柄で頭の切れるジョージと、力持ちで子どものような心を持つレニーは、農場を渡り歩いて働いている。いつか自分たちの小さな土地を持ち、ウサギを飼って暮らすのが二人の夢だ。新しい農場で、その夢は少しだけ現実に近づいたように見える。