悲しみよ こんにちは
新潮文庫・約 200 ページ
南フランスの別荘で過ごす 17 歳の夏。父の再婚話に、少女はある計画を思いつく。
まぶしい夏の光と、少女の残酷さと迷いが、短い物語の中にくっきり焼きつく。
夏の終わりを思い出す夜に。
この本について
17 歳のセシルは、恋多き父とその若い恋人と三人で、南仏の海辺の別荘で奔放な夏を過ごしていた。そこへ亡き母の友人で、知的で厳格なアンヌがやって来て、父は彼女との再婚を決める。自由な暮らしを失うことを恐れたセシルは、ある企てを思いつく。18 歳のサガンが書いた、まぶしくも苦い夏の物語。