キャリー
新潮文庫・約 320 ページ
母の信仰とイジメに追いつめられた少女キャリーが、プロムの夜を迎える話。
小さな街の空気が少しずつ張りつめ、隠された「能力」の気配が不穏に迫ってくる。
窓の外の物音が気になる夜に。
この本について
スクールカーストの底に置かれた高校生キャリーは、宗教にのめり込む母と、終わらないイジメのあいだで日々をやり過ごしている。ハイスクール最大の行事プロムが、その毎日を変えるかに見えた。なぜ彼女の力は目を覚まし、平穏な街は何に襲われたのか。読み終えたあと、閉じた教室の残酷さが重く残る。