# 黒い雨

- 著者：井伏鱒二
- 出版社：新潮社・新潮文庫
- 刊行：1995-07
- ISBN：9784103026105
- 棚：今日の名作（日替わりの候補）

## POP

原爆の噂のせいで縁談がまとまらない姪のために、男はあの夏の日記を清書しはじめる。  
淡々とした日記の言葉が、かえって惨禍の重さと日常の尊さを伝えてくる。  
平和の意味を考える夜に。  

## この本について

広島県の山あいの村で暮らす閑間重松は、姪の矢須子の縁談が、原爆症の噂のせいでまとまらないことに心を痛めていた。彼女が被爆していないことを示すため、重松は昭和 20 年 8 月の自分の日記を清書しはじめる。そこには、あの日からの広島の惨状と、人々の暮らしが克明に記されていた。

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