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荒地の家族

新潮社・約 160 ページ

災厄から十年余り、妻と仕事道具を失った植木職人が、その土地で生き続ける話。

「元の生活」はどこにあるのかという問いが、乾いた痛みとともに残り続ける。

失ったものを思い出してしまう夜に。

この本について

40 歳の植木職人・坂井祐治は、あの災厄の 2 年後に妻を病で亡くし、仕事道具も流されてしまった。地元の友人たちも、それぞれ行き場のない日々を抱えている。誰もが何かを失い、戻れる場所はもう無い。癒えないままの渇きと痛みが、読み終えたあとも静かに続く。

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