ソーネチカ
Crest books・約 140 ページ
本好きの地味な女性ソーネチカが、流刑地を移りながら芸術家の夫と暮らす一生。
貧しさの中の幸せが静かに描かれ、温かいものが胸に残る中篇。
灯りをひとつだけ点けた夜に。
この本について
本の虫で見た目も冴えないソーネチカは、1930 年代、フランス帰りの反体制的な芸術家ロベルトと結婚する。当局に見張られ、流刑地を転々としながらも、貧しく満ち足りた日々が続く。やがて娘が美しい少女ヤーシャを連れてきて、夫の秘密が明らかになる。静かな一生を見届けたあと、温かさが残る。