小栗上野介
中公新書・約 200 ページ
条約批准で渡米し、帰国後は改革と産業振興で幕府を支えた幕臣の評伝。
近代化の礎を築きながら幕府と命運を共にした、42 年の生涯の重みが残る。
時代の変わり目を思う夜に。
この本について
幕末の幕府を中枢で支えた小栗上野介忠順。日米修好通商条約の批准書交換で渡米して新しい知識を貪るように吸収し、外国奉行や勘定奉行として行財政改革を進めた。陸海軍の洋式化や横須賀製鉄所の創設など、のちの近代化の土台を築く。戊辰戦争で徹底抗戦を説いて退けられ、領地に退いた人物の 42 年をたどる。