寝ながらヘーゲル
NHK出版新書・約 230 ページ
難解な哲学の古典を、承認・自由・共同体という切り口からやさしく読み解く新書。
SNS 時代の承認欲求や分断の仕組みが、古典を通して驚くほどくっきり見えてくる。
タイムラインを閉じたくなった夜に。
この本について
SNS で承認欲求が暴走し、対立と分断が広がり続ける今の社会。その根にある仕組みを、ヘーゲルは『精神現象学』ですでに描いていたと著者は見る。マルクス思想の出発点ともなったこの書を、承認・自由・共同体をめぐる洞察に沿ってたどり直す。難解な古典が現代の書物として立ち上がり、分断の先の希望を考える手がかりが残る。