なめらかな世界と、その敵
ハヤカワ文庫 JA・約 460 ページ
並行世界を自由に行き来できる人々のなかで、それができない少女を描いた表題作ほか、6 編。
一編ごとに趣向が変わり、どの話にも SF への愛情がにじんでいる。
短い話を一つずつ読みたい夜に。
この本について
誰もが無数の並行世界を自由に行き来できる世界で、それができない少女と、その親友を描く表題作。時間の流れがほとんど止まった新幹線、人工知能を手にしたソ連など、6 編それぞれに異なる趣向が凝らされている。過去の SF 作品への敬意と、青春の痛みが同居する短編集。