ここはすべての夜明けまえ
早川書房・約 120 ページ
2123 年、老いない身体で山奥に暮らす「わたし」が、家族史を書き始める話。
おしゃべりな語り口で、100 年ぶんの人生と家族がたどり直されていく。
長い一日を振り返りたい夜に。
この本について
2123 年の秋、九州の山奥の小さな家に、おしゃべり好きの「わたし」がひとりで暮らしている。約 100 年前、身体が老いなくなる手術を受けたとき、家族の歴史を書くことを勧められた。わたしはそれに従い、自己流で自分の人生と家族を綴り始める。老いない時間の中で、過去を言葉にしていく営みが静かに残る。