はみ出す中東と世界
文春e-book・約 230 ページ
国家に収まらない中東の歩みから、いまの「無法の世界」の成り立ちをたどる本。
中東を戦後世界の鏡として読むと、冷戦から 9.11 、現在までが一本の線でつながる。
遠い国のニュースが気になる夜に。
この本について
中東研究者の酒井啓子が、国民国家の枠に収まらない中東の姿を手がかりに、世界の現在地を問う。植民地支配、冷戦下での勢力拡大、手に負えなくなった勢力と 9.11 、イラク戦争へと続く流れを追う。そして今、国家主権を顧みず「空き地」を狙う国家やテクノ封建主義によって、世界全体がはみ出しつつあると論じる。ニュースの見え方が変わる一冊。