センセイの鞄
文春文庫・約 280 ページ
駅前の居酒屋で、高校時代の国語の先生と再会した女性。年の離れた二人の、ゆっくりした日々。
季節の肴と短い会話を重ねるうちに、二人の距離が少しずつ縮まっていく。
ひとりで晩酌する夜に。
この本について
37 歳のツキコは、駅前の居酒屋で、高校時代の国語の先生と隣り合わせる。30 歳以上も年の離れた「センセイ」とは、約束もせずに店で会い、肴をつまみ、ときどき一緒に出かけるようになる。季節がめぐるうちに、二人の間には言葉にしにくい感情が育っていく。淡く、可笑しく、少しせつない恋の話。