そして、バトンは渡された
文春文庫・約 420 ページ
親が何度も替わり、名字が 4 回変わった女子高生と、今の父親の日々。
不幸になりそうな設定なのに、手づくりの食卓のような温かさがずっと続く。
誰かとごはんを食べた夜に。
この本について
血のつながらない親の間をリレーされ、名字が 4 回変わった 17 歳の優子。いまは 20 歳しか年の違わない「父」の森宮さんと、二人で暮らしている。進路や恋に悩む日々のなかで、彼女はかつての親たちとの時間をふり返る。どの親も、それぞれのやり方で彼女を大切にしてきたことが、ゆっくりと伝わってくる。