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渦

文春文庫・約 410 ページ

江戸時代、浄瑠璃作者として歩みだした近松半二の話。

先を越され、書き直しを命じられても、それでも書かずにいられない姿に引き込まれる。

書きかけのものを抱えた夜に。

この本について

江戸時代の大坂・道頓堀で、穂積成章は父から近松門左衛門の硯を譲られる。彼は近松半二と名のり、浄瑠璃作者の道を歩きはじめる。けれど弟弟子には先を越され、人形遣いからは何度も書き直しを求められる。それでも筆を置けない、書くことへの執着が、熱を帯びて長く残る。

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