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熱源

文春文庫・約 490 ページ

故郷を追われた北の島の男と、祖国を奪われた異国の学者。二人の人生が、極寒の島で交わる。

文明の名のもとに奪われるものと、それでも消えない誇りが、大きな時代の流れの中で描かれる。

寒さが身にしみる夜に。

この本について

樺太に生まれ、故郷を追われて北海道へ移されたアイヌのヤヨマネクフ。ロシアの同化政策で母語を奪われ、皇帝暗殺計画に連座して樺太へ流されたポーランド人のブロニスワフ。故郷と言葉を奪われた二人が、極寒の島で出会う。帝国がせめぎ合う時代に、自分は何者かを問い続ける人々の物語。

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