他者の靴を履く
文春文庫・約 320 ページ
意見の違う相手を理解する力「エンパシー」を、様々な学問から読み解く本。
感情の共感とは別の、知的な想像力として他者を捉え直す視点が新鮮だ。
誰かと分かり合えなかった夜に。
この本について
感情的に寄り添うシンパシーではなく、意見の異なる相手を理解する知的な力としてのエンパシー。著者はこの概念を心理学、社会学、哲学の研究からたどっていく。さらにそれを生かす道として、自治と相互扶助のアナキズムを提案する。生きやすい社会に何が要るのかという問いが、読後も手元に残る。