俺たちの箱根駅伝上
文春文庫・約 420 ページ
予選会に敗れた古豪の陸上部に、新しい監督が常識外れの目標を掲げる。中継するテレビ局の人たちも闘っている。
走る側と伝える側、二つの現場から一つのレースを描く。
ドラマの放送を待つ夜に。
この本について
かつて箱根を連覇した古豪・明誠学院大学は、本大会から遠ざかって 2 年。故障から戻った主将の青葉隼斗は最後の予選会に懸けるが、夢は届かない。だが彼は、出場を逃した大学の選手で組む「関東学生連合」に選ばれ、指導経験のない新監督・甲斐のもとで箱根を目指すことになる。一方、中継を担うテレビ局でも、譲れない闘いが始まっていた。