利己的な遺伝子
紀伊國屋書店・約 580 ページ
親子の対立やなわばり争いがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から説く本。
生き物の世界が、自分のコピーを増やす情報の働きとして見えてくるのが面白い。
生き物の行動が気になる夜に。
この本について
動物や人間に見られる子の保護、夫婦の争い、攻撃、なわばり行動。著者はそれらがなぜ進化したのかを、自らのコピーを増やそうとする遺伝子の側から考えていく。遺伝子はいかに生物を動かすのかという問いを軸に、温かな生物の世界がドライな情報の世界として描き直される。読み終えると、身近な生き物の振る舞いが別の姿で見えてくる。