目の見えない人は世界をどう見ているのか
光文社新書・約 220 ページ
視覚を使わない人たちは、空間や色や美術をどうとらえているのか。体の使い方から世界の見え方を考える。
「見えない」を欠けたものとしてではなく、別の見え方として描く視点が新鮮。
目を閉じて音を聞く夜に。
この本について
見えない人にとって、坂の多い町は「山の斜面」として立体的に浮かび上がるという。美学者の著者は、視覚障害のある人たちへのインタビューをもとに、空間、感覚、運動、言葉、ユーモアの五つの切り口から、見えない人の世界のとらえ方に迫る。見えないことは欠落ではなく、もう一つの豊かな見え方なのだと気づかされる。