# 巨鯨の海

- 著者：伊東潤
- 出版社：光文社・光文社文庫
- 刊行：2015-09
- ISBN：9784334769741
- 棚：歴史・時代小説

## POP

紀伊半島の漁村で、男たちが組を作り、命がけで鯨に挑んでいく全六編。  
掟と絆で結ばれた共同体の熱と、鯨への畏れが荒々しい筆で迫ってくる。  
波の音が恋しくなる夜に。  

## この本について

江戸時代、紀伊半島の太地には、集団で鯨を追う「組織捕鯨」を築いた人々がいた。鍛えた技を携えた鯨組は、仲間との強い絆と厳しい掟によって栄え、鯨に畏れを抱きつつ命を削って立ち向かう。江戸の末から明治へ、その共同体が燃え上がり、やがて終わりへ向かう季節を六つの物語でたどる。自然と人のぶつかり合いの熱が残る。

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