日本経済の死角
ちくま新書・約 290 ページ
生産性は上がっているのに、なぜ日本の賃金は上がらないのか。経済学者がその理由を探る。
長年の通説を一つずつデータで確かめていく筆致に、思わず引き込まれる。
ニュースに疑問が残った夜に。
この本について
日本の生産性はこの四半世紀、それなりに伸びてきたのに、働く人の実質賃金はほとんど増えていない。民間の経済学者として長く日本経済を見てきた河野龍太郎が、その食い違いの理由を、会社のお金の使い方や雇用の仕組みから探る。景気の話を、自分の給料の話として考え直すきっかけになる。
