クジラに落ちた男
海外文学セレクション・約 370 ページ
父の遺骨を求めて海に潜った 17 歳の少年が、巨大なクジラに丸ごと呑まれる話。
憎んでいた父の教えだけを頼りに、残り 1 時間の酸素で足掻く緊迫が途切れない。
息をひそめて眠れない夜に。
この本について
腕は確かなダイバーだった父は、不器用な生き方しかできないまま、海で自ら命を絶った。17 歳のジェイはその遺骨を探して海へ潜り、巨大なクジラに呑みこまれてしまう。酸素が尽きるまで 1 時間、頼れるのは憎んできた父から身体に刻まれた教えだけ。暗い腹の中で、許せない父の言葉と向き合うことになる。