禁忌の子
東京創元社・約 320 ページ
救急医のもとに、自分と瓜二つの身元不明の溺死体が運ばれてくる医療ミステリー。
自分の出自をたどる不安と密室の謎解きが重なり、先へ先へと引っぱられる。
家族の昔話を思い出した夜に。
この本について
救急医の武田のもとに、身元の分からない溺死体が搬送される。その顔は武田自身にそっくりだった。死の理由と自分とのつながりを知るため、旧友の医師・城崎と調べ始めるが、手がかりを握る人物が密室で死体となって見つかる。過去と現在が行き来するなかで、自分は何者かという問いが静かに残る。