ヨーゼフ・メンゲレの逃亡
創元ライブラリ
絶滅収容所で人体実験を重ねた医師が、戦後に南米へ逃れて生き延びた日々を描く小説。
ジャーナリストの手つきで事実を積み上げる筆致が、罪と逃亡の重さを冷ややかに伝える。
眠る前に歴史と向き合いたい夜に。
この本について
アウシュヴィッツ絶滅収容所で、ユダヤ人に想像を絶する人体実験を重ねた医師メンゲレ。戦後、彼は南米へ逃れ、1979 年に死ぬまで捕まることも裁かれることもなかった。その逃亡の日々を、ジャーナリズムの手法で掘り起こしていく小説である。裁かれなかった罪がどう生き延びたのか、重い問いが残る。