自由研究には向かない殺人
創元推理文庫・約 580 ページ
恋人殺しの犯人とされた少年の無実を信じ、少女が自由研究を名目に調べ始める話。
迷いながらも聞き込みを重ねる主人公の真っすぐさが、物語をしっかり支える。
昔のノートを見返した夜に。
この本について
少年が交際相手を殺し、自ら命を絶ったとされる事件。少年と親しかったピップは、彼が犯人だとはどうしても思えない。自由研究を口実に関係者へ話を聞いて回るうち、身近な人物にまで疑いが向いていく。信じたいものを確かめにいく怖さと、それでも手を止めない意志が残る。