犯罪
創元推理文庫・約 280 ページ
刑事弁護士の「私」が、かつて関わった事件と、罪を犯した人たちの人生を語る 11 の短編。
感情を抑えた短い文章が、人が罪に至るまでの不思議さと哀しさを浮かび上がらせる。
短い話を一つだけ読む夜に。
この本について
刑事事件を専門とする弁護士の「私」が、これまでに関わった 11 の事件を語る。長年連れ添った妻を手にかけた老医師、羊の目に取り憑かれた青年、銀行を襲ったエチオピアの男。事実だけを積み重ねる簡潔な文章が、罪を犯した人々の奇妙で哀しい人生を照らし出す。刑事弁護士として活躍してきた著者のデビュー作。