亜愛一郎の狼狽
創元推理文庫・約 390 ページ
雲や虫を撮る青年カメラマンが、事件に出会うたび独特の論理で謎を解く短編集。
二枚目なのに三枚目な振る舞いと、鮮やかな推理との落差が楽しい全 8 編。
一編ずつ区切って読みたい夜に。
この本について
長身で端麗な顔立ちの青年カメラマン亜愛一郎は、雲や虫ばかりを撮り、立ち振る舞いはどこか三枚目だ。ところが事件に出くわすと、独自の論理を組み立てて並外れた推理を見せる。デビュー作「DL2号機事件」を含む全 8 編を収めた、シリーズの 1 冊目。とぼけた主人公と鋭い論理の取り合わせが、読後も軽やかに残る。