黒いトランク
創元推理文庫・約 380 ページ
駅で見つかったトランク詰めの死体をめぐり、鬼貫警部がアリバイに挑む話。
一度は片づいたはずの事件が、鉄壁のアリバイを前に少しずつほどけていく。
じっくり考えごとをしたい夜に。
この本について
汐留駅でトランクに詰められた男の死体が見つかり、荷物を送った人物も溺死体で発見される。事件は終わったかに見えた。だが、かつて想いを寄せた人に頼まれて九州へ向かった鬼貫の前に青ずくめの男が現れ、崩せないアリバイが立ちはだかる。一つずつ事実を積み上げていく推理の手ざわりが残る。