アリス殺し
創元推理文庫・約 380 ページ
アリスの夢を見る女子大生の周りで、夢と現実が重なるように怪死が続く話。
夢の住人と大学の死者が鏡のように響き合う、不穏な読み心地。
変な夢を見そうな夜に。
この本について
栗栖川亜理は、不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ハンプティ・ダンプティが落ちて死ぬ夢を見た日、大学では玉子と呼ばれる研究員が屋上から転落死していた。その後も夢と現実をなぞるように怪死が続き、夢の中では三月兎と帽子屋がアリスを容疑者と名指す。どちらが夢なのかという不安が尾を引く。