慟哭
創元推理文庫・約 420 ページ
連続幼女誘拐事件を追う捜査一課長と、心の空白から新興宗教にのめり込んでいく男。二つの物語が並んで進む。
警察組織の重圧と、救いを求める男の孤独が、張りつめた筆致で描かれる。
眠気を吹き飛ばしたい夜に。
この本について
連続する幼女誘拐事件に、若くして警視庁捜査一課長となった佐伯は総力を挙げて挑むが、捜査は難航し、マスコミの批判と組織内の軋轢にさらされる。一方、心に大きな空洞を抱えた男は、ある新興宗教に救いを求め、のめり込んでいく。二つの物語が交互に語られ、重苦しい緊張が途切れずに続く。